What does the end of the Heat’s winning streak mean for Miami’s future?

原文:Yahoo! Sports


マイアミ・ヒートの連勝が27で終わった。1971-72年シーズンのレイカーズが打ちたて33連勝に到達することを望んでいた人にとっては残念な知らせとなったが、マイアミにとってはよい兆しとなるだろう。やはり、連勝が続けば続くほど、すべてがどんどん飲み込まれていく。そして連勝が終われば、開放感や落胆によって負け数が増えるだろう。これは、プレイオフ中に発生してほしくない問題だ。連勝記録をつくった他のチームがどのような結末を迎えたのか確認してみよう。

    NBA: 33連勝後のロサンゼルス・レイカーズは、次の6試合で4敗している。しかし、Jerry WestやWilt Chamberlainをはじめとするレイカーズのメンバーはその年にNBAを制した。

    Baseball: 1935年のシカゴ・カブスは、シーズン終盤での長期連勝がもたらすものを理解するためにはとてもよい例だ。カブスは、現在でも最長記録となる21連勝を果たすが、次の2試合を連敗し、その年のレギュラーシーズンを終える。その後、タイガースとのワールドシリーズを2勝4敗で落とすことになる。なお、途中の引き分けを除外するなら、1916年のニューヨーク・ジャイアンツが26連勝している。

    NFL: レギュラーシーズンでの最長連勝は、2008年シーズンと2009年シーズンをまたいでインディアナポリス・コルツが記録した23試合だ。2009年シーズンの終盤、14勝無敗だったコルツはプレイオフのために先発メンバーを休ませる。しかしそれはよい結果を生まず、レギュラーシーズンの残り2試合を連敗し、スーパーボウルでもセインツに敗れる。

    NHL: 1992-93年シーズンのピッツバーグ・ペンギンズが17連勝をシーズン終盤に記録し、ニュージャージー・デビルズとのシーズン最終戦で引き分けて、その記録が途絶える。その後のペンギンズは、アイランダーズとのプレイオフ二回戦で第7戦までもつれるも敗れ、そうそうに姿を消す。

    Men's college basketball: UCLAが1971年から1974年までのレギュラーシーズンを74連勝した(トータルでは88連勝)。その間、UCLAは3度の全国優勝を果たす。しかし1974年の初め、連勝ストッパーであったノートルダム大学との試合を落とす。そして、ベスト4まで返り咲くも、決勝戦を前にノースカロライナ州立大学に敗れる。3位という結果は、John Woodenコーチ時代の成績としては最悪のものだった。

    Women's college basketball: コネチカット大学が2008年から2010年までのレギュラーシーズンを71連勝した(トータルでは90連勝)。その間、2度の全国優勝。スタンフォード大学がこの連勝を止めると、コネチカット大学はベスト4の試合でも敗れる。その相手は、またしてもノートルダム大学。

ご覧の通り、ヒートにとってはベストなタイミングで連勝が終わったと言える。レギュラーシーズンはまだ11試合残っており、プレイオフに向けて備えるには十分な時間がある。幸運なことに、マイアミはプレイオフでノートルダム大学と対戦することもない。

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