原文:Dwyane Wade, Special to CNN
増えつつあるシングルファーザーのひとりとなった私は、同じ環境の子供がそれだけ増えているという事実を認識する立場にある。
去年、父親が子供と生活を共にすることの重要性について、自分の経験も含めて1冊の本を書いた。また、全国で起こっている母子家庭問題に取り組むことに加え、オバマ大統領のプロジェクトである「Fatherhood and Mentoring Initiative (父親が親の責任をまっとうできるようにサポートするプログラム)」を支援するために彼と協力することにした。
父親であることは今後の人生で、もっとも重要かつ、やりがいのあることだ。そして、すべての父親が子供を愛し、子供に対して責任を負うことを強く後押ししたい。
あるとき、24時間休みなく良きシングルファーザーでいる方法を示したガイドブックが存在しない、という考えが心に浮かんだ。正しい方向へ進むためのゲームプランはどこにある?もしそれが存在しないなら、過去の事例を集め、自分なりの方法も見つける必要があると思った。
父親であることは私にとって、賞や称賛を目的としたことではない。それは特権であり、大きな責任でもある。もちろん、表彰されたことはうれしい。ただし、そもそもすべきだったことについて私を称賛しても、それは意味がないと思う。だから、私が過去にしてきたことをすべて話し、ほかの父親や父親代わりの人がもっと子供の生活に関われるように手助けしたい。
息子である Zaire と Zion の存在が、この本を書いた、もうひとつの理由だ。人生の中で成功したことや失敗したことを振り返り、人から教わった重要な教訓や、自分で気付くべきだったことを伝えられたらと願っている。しかし、父親になるための近道や簡単な答えがないことも子供たちに知ってもらいたい。私は学んでいるところであり、時には実践しながら学んでいることもわかってほしい。
誰かが父親になる方法を教えてくれるのだろうか。誰も教えてくれない。だからこそ、子供はそれぞれ違い、育て方も違うのだという私の経験を共有したかった。私がこだわっている優先順位の高いものから取り組みたい。私の信念は、尊敬、責任、努力、夢をもつこと、常に学びを忘れないことだ。良き父親を目指す私にとって、二人の息子と甥の Dahveon は最良の教師であり、それを彼ら自身にもわかってもらいたい。
父親でありながら親として向き合っていない人は、人生に子供がいることの恩恵と幸運を逃さないように取り組んでほしい。環境のせいで子供との生活から離れている場合の改善方法について、アドバイスを求められることが多い。
私の例から有益なヒントを見つけてもらえたら幸いだ。資料も溢れている上、多くのコミュニティが離婚後も養育に参加するように働きかけている。それは本当にすばらしいことだ。
ひとり親の状況にある父親と母親の両方を感化することになればと、私は心から願っている。この本はすべての親に向けたものだ。生物学的につながりのない子供を育てる里親や親戚だけでなく、コーチ、教師、支援者、指導者も含む。愛と活力、時間を子供やその成長に注げば、世界を変え、救うことにつながる。
最後にもう一度言うと、ひとり親の環境にある子供たちのために、私はこの本を書いた。そして、愛の力と自分の可能性について理解してもらえるはずだ。もし私と息子たちのストーリーが私自身に何かを教えてくれるとしたら、諦めることは選択肢にないのだから、試合のスコアがどれだけ悲惨に思えても、ブザーが鳴るまで全力でプレイしなければならないという単純な事実だ。
NBAでの優勝を常に保障することはできない。しかし私の母は、他人でさえも我が子のように励まし、私が大きなことに挑戦するときにはこう話してくれた。
「人生はバスケットボールよりも大切なのよ。」
増えつつあるシングルファーザーのひとりとなった私は、同じ環境の子供がそれだけ増えているという事実を認識する立場にある。
去年、父親が子供と生活を共にすることの重要性について、自分の経験も含めて1冊の本を書いた。また、全国で起こっている母子家庭問題に取り組むことに加え、オバマ大統領のプロジェクトである「Fatherhood and Mentoring Initiative (父親が親の責任をまっとうできるようにサポートするプログラム)」を支援するために彼と協力することにした。
父親であることは今後の人生で、もっとも重要かつ、やりがいのあることだ。そして、すべての父親が子供を愛し、子供に対して責任を負うことを強く後押ししたい。
あるとき、24時間休みなく良きシングルファーザーでいる方法を示したガイドブックが存在しない、という考えが心に浮かんだ。正しい方向へ進むためのゲームプランはどこにある?もしそれが存在しないなら、過去の事例を集め、自分なりの方法も見つける必要があると思った。
父親であることは私にとって、賞や称賛を目的としたことではない。それは特権であり、大きな責任でもある。もちろん、表彰されたことはうれしい。ただし、そもそもすべきだったことについて私を称賛しても、それは意味がないと思う。だから、私が過去にしてきたことをすべて話し、ほかの父親や父親代わりの人がもっと子供の生活に関われるように手助けしたい。
息子である Zaire と Zion の存在が、この本を書いた、もうひとつの理由だ。人生の中で成功したことや失敗したことを振り返り、人から教わった重要な教訓や、自分で気付くべきだったことを伝えられたらと願っている。しかし、父親になるための近道や簡単な答えがないことも子供たちに知ってもらいたい。私は学んでいるところであり、時には実践しながら学んでいることもわかってほしい。
誰かが父親になる方法を教えてくれるのだろうか。誰も教えてくれない。だからこそ、子供はそれぞれ違い、育て方も違うのだという私の経験を共有したかった。私がこだわっている優先順位の高いものから取り組みたい。私の信念は、尊敬、責任、努力、夢をもつこと、常に学びを忘れないことだ。良き父親を目指す私にとって、二人の息子と甥の Dahveon は最良の教師であり、それを彼ら自身にもわかってもらいたい。
父親でありながら親として向き合っていない人は、人生に子供がいることの恩恵と幸運を逃さないように取り組んでほしい。環境のせいで子供との生活から離れている場合の改善方法について、アドバイスを求められることが多い。
私の例から有益なヒントを見つけてもらえたら幸いだ。資料も溢れている上、多くのコミュニティが離婚後も養育に参加するように働きかけている。それは本当にすばらしいことだ。
ひとり親の状況にある父親と母親の両方を感化することになればと、私は心から願っている。この本はすべての親に向けたものだ。生物学的につながりのない子供を育てる里親や親戚だけでなく、コーチ、教師、支援者、指導者も含む。愛と活力、時間を子供やその成長に注げば、世界を変え、救うことにつながる。
最後にもう一度言うと、ひとり親の環境にある子供たちのために、私はこの本を書いた。そして、愛の力と自分の可能性について理解してもらえるはずだ。もし私と息子たちのストーリーが私自身に何かを教えてくれるとしたら、諦めることは選択肢にないのだから、試合のスコアがどれだけ悲惨に思えても、ブザーが鳴るまで全力でプレイしなければならないという単純な事実だ。
NBAでの優勝を常に保障することはできない。しかし私の母は、他人でさえも我が子のように励まし、私が大きなことに挑戦するときにはこう話してくれた。
「人生はバスケットボールよりも大切なのよ。」
Tips to translate
- It occurred to me that = ~という考えが心に浮かんだ
- aside from = ~だけでなく、~は別として
- can't stress enough = ~を強調してもしたりない、~は本当にすばらしいことだ
- play my heart out = 全力でプレイする
コメント
コメントを投稿