原文:Yahoo Sports
八村塁がU19ワールドカップのラウンド16を大会1位の得点と2位のリバウンドで終えると、彼を勧誘したゴンザガ大学のコーチはこれでも序の口に過ぎないと語った。
ゴンザガ大学アシスタントコーチ Tommy Lloyd によれば、日本代表チームで唯一のスコアラーである八村なら平均19.5得点、11.8リバウンドよりも派手な数字を記録できたはずだという。
『 正直に言えば、もっとやれると思っていた。あれだけ懸命に練習しているのだから、他国よりも戦力で劣る日本代表ではやれることが多い。全体的に見れば、私は彼のプレイに満足している。彼は求められたことを効果的に遂行した。でも、30得点が1回や2回あってもよかったかな。』
Lloyd 氏の感想は八村への確固たる自信を示しており、1年目をそこそこな結果で終えた彼が今季、あらゆる面で開花するとゴンザガ大学は信じているのだ。
アメリカの言語や文化、大学バスケに順応中の八村は昨季、平均2.6得点にとどまり、NCAAトーナメントでは2試合しか出番がなかった。高校時代を日本で過ごした彼はその身長を活かしてポストプレイが中心だったため、渡米後は肉体強化やオフボール時の動き、ペリメーターのプレイで必要なことに専念した。
主力8人のうち4人が入れ替わる今季のゴンザガ大学では八村の出場機会を確保できるはずだ。スモールフォワードとパワーフォワードでの出場が考えられ、ジャンパーの急速な上達はパワーフォワードでミスマッチを生み出せるだろう。
『 今季は学習の年ではない。チームの主力として見ている。』と、Lloyd 氏は語る。
ゴンザガ大学が八村の存在を知ったのは、ドバイで開催されたU17ワールドカップのとき。当時無名だった八村が7-2フィートのウィングスパンと万能性を活かし、大会1位の平均22.1得点を記録した。
Lloyd 氏は優秀な国際的スカウトとして知られているが、ゴンザガ大学へ連れてきた選手のほとんどがカナダとヨーロッパの出身だ。日本とのコネが皆無だったため、八村の高校へ電話することから始めたという。
『 幸運なことに、英語通訳でもあるトレーナーがそこで勤務していた。その彼を通して、塁の高校や家族とつながることができた。最終的には入学の勧誘まで。』
八村はアメリカの大学バスケやゴンザガ大学の制度について知らなかったものの、ゴンザガ大学の国際色豊かな選手構成が十分な説得材料となった。ポーランド、デンマーク、フランス、カナダ、そしてアメリカの各地から集めた自慢のロスターだ。
『 私が知る限り、塁を勧誘したのはほかにアリゾナ大学だけ。勧誘競争に勝ったとは言えないが、彼らよりも先に働きかけたのは確かだ。本当に早く入学を提案したよ。アリゾナ大学は成り行きを見たかったのだろう。』
1年目の八村がローテーションから外れる見込みでも、ゴンザガ大学は未登録選手として待機させることを選ばなかった。大学に5年間も拘束するには彼の才能が大き過ぎるからだ。もし怪我人が出れば、代役になれるだろうと。結果的にゴンザガ大学の選手は健康だったため、八村が自身の成長を披露する舞台は今回のU19ワールドカップとなった。
ワールドカップで結果を残した八村は、ゴンザガ大学での2年目に向けて集中できるだろう。
『 塁にとって1年目は充実の学習期間だった。文化や大学バスケのこと、日々の取り組み方など。2年目は経験の年だ。自分の失敗から学ぶことになる。3年目、彼は大学バスケのスター選手となっているはずだよ。』
八村塁がU19ワールドカップのラウンド16を大会1位の得点と2位のリバウンドで終えると、彼を勧誘したゴンザガ大学のコーチはこれでも序の口に過ぎないと語った。
ゴンザガ大学アシスタントコーチ Tommy Lloyd によれば、日本代表チームで唯一のスコアラーである八村なら平均19.5得点、11.8リバウンドよりも派手な数字を記録できたはずだという。
『 正直に言えば、もっとやれると思っていた。あれだけ懸命に練習しているのだから、他国よりも戦力で劣る日本代表ではやれることが多い。全体的に見れば、私は彼のプレイに満足している。彼は求められたことを効果的に遂行した。でも、30得点が1回や2回あってもよかったかな。』
Lloyd 氏の感想は八村への確固たる自信を示しており、1年目をそこそこな結果で終えた彼が今季、あらゆる面で開花するとゴンザガ大学は信じているのだ。
アメリカの言語や文化、大学バスケに順応中の八村は昨季、平均2.6得点にとどまり、NCAAトーナメントでは2試合しか出番がなかった。高校時代を日本で過ごした彼はその身長を活かしてポストプレイが中心だったため、渡米後は肉体強化やオフボール時の動き、ペリメーターのプレイで必要なことに専念した。
主力8人のうち4人が入れ替わる今季のゴンザガ大学では八村の出場機会を確保できるはずだ。スモールフォワードとパワーフォワードでの出場が考えられ、ジャンパーの急速な上達はパワーフォワードでミスマッチを生み出せるだろう。
『 今季は学習の年ではない。チームの主力として見ている。』と、Lloyd 氏は語る。
ゴンザガ大学が八村の存在を知ったのは、ドバイで開催されたU17ワールドカップのとき。当時無名だった八村が7-2フィートのウィングスパンと万能性を活かし、大会1位の平均22.1得点を記録した。
Lloyd 氏は優秀な国際的スカウトとして知られているが、ゴンザガ大学へ連れてきた選手のほとんどがカナダとヨーロッパの出身だ。日本とのコネが皆無だったため、八村の高校へ電話することから始めたという。
『 幸運なことに、英語通訳でもあるトレーナーがそこで勤務していた。その彼を通して、塁の高校や家族とつながることができた。最終的には入学の勧誘まで。』
八村はアメリカの大学バスケやゴンザガ大学の制度について知らなかったものの、ゴンザガ大学の国際色豊かな選手構成が十分な説得材料となった。ポーランド、デンマーク、フランス、カナダ、そしてアメリカの各地から集めた自慢のロスターだ。
『 私が知る限り、塁を勧誘したのはほかにアリゾナ大学だけ。勧誘競争に勝ったとは言えないが、彼らよりも先に働きかけたのは確かだ。本当に早く入学を提案したよ。アリゾナ大学は成り行きを見たかったのだろう。』
1年目の八村がローテーションから外れる見込みでも、ゴンザガ大学は未登録選手として待機させることを選ばなかった。大学に5年間も拘束するには彼の才能が大き過ぎるからだ。もし怪我人が出れば、代役になれるだろうと。結果的にゴンザガ大学の選手は健康だったため、八村が自身の成長を披露する舞台は今回のU19ワールドカップとなった。
ワールドカップで結果を残した八村は、ゴンザガ大学での2年目に向けて集中できるだろう。
『 塁にとって1年目は充実の学習期間だった。文化や大学バスケのこと、日々の取り組み方など。2年目は経験の年だ。自分の失敗から学ぶことになる。3年目、彼は大学バスケのスター選手となっているはずだよ。』
ブログ:U19W杯の活躍で世界中に名前が知れ渡った八村塁。ゴンザガ大学のアシスタントコーチが語った八村塁の成長と今後を翻訳しました。得点面では満足しておらず、彼の才能はこれでも一部に過ぎないのだとか。https://t.co/JDNlBoFpPy pic.twitter.com/ys00Jt5mZi— Hikki Sicks (@hikki76) July 11, 2017
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