Dwyane Wade-less Heat throttle Bobcats, run streak to 26

原文：ESPN

男子テニス世界ランキング1位の Novak Djokovic や、ボクシング世界ヘビー級王者の Wladimir Klitschko、男子ゴルフ世界ランキング1位の Rory McIlroy といった、世界のトップアスリートが訪れた一戦。マイアミ・ヒートが109-77でシャーロット・ボブキャッツを破り、26連勝。LeBron James が32得点、10アシスト、8リバウンドを記録した。

14本中11本のシュートを成功させるという正確なパフォーマンスを披露したJamesは、大物ゲストを迎えたことについて答える。「各界のトップアスリートがチームや自分のプレイを観戦するためにやってくれば、とても謙虚な気持ちになる。チームとして個人として、彼らに印象付けたい。だから、彼らをここに招くことは間違いなく大きい。」

Dwyane Wadeを右ひざのケガで欠いたヒートであったが、Chris Bosh と Norris Cole がそれぞれ15得点でチームに貢献する。再度のスロースタートを打開したマイアミは、1971-72年シーズンのロサンゼルス・レイカーズが記録したリーグレコードである33連勝まで残り7勝にせまった。ヒートの26連勝は、アメリカのプロスポーツ史上で2番目に長い連勝記録。1916年当時、ニューヨークを本拠地としていたMLBのジャイアンツが26連勝を記録している。

シャーロットは序盤に11点リードし、第3Qに入って5点差まで追いすがるも、ヒートが2度にわたって見せた怒涛の攻撃は、試合を決めるには十分すぎるものだった。マイアミは31-6のランで前半のビハインドを巻き返し、26-5の逆襲で後半を締めた。ヒート・ヘッドコーチの Erik Spoelstra は、普段プレイタイムの短い選手たちが活躍したこと、チームで勝利したことを評価する。

Kemba Walkerが20得点でボブキャッツを引っぱり、Gerald Henderson も18得点。しかし、ヒートが30本中13本のスリーポイントを決めたのに対し、シャーロットは25本中5本の成功に終わった。ボブキャッツ・ヘッドコーチの Mike Dunlap は、オフェンスがうまく機能しなかったためスリーポイントに頼り、自分たちを見失ったと分析する。

109-77という最終スコアはヒートの大勝に見えるが、その内容はそうとも言えない。前3試合でも序盤に二桁リードを許しており、今回も改善が見られなかった。マイアミは月曜のオーランド戦を皮切りに、シカゴ、ニューオーリンズ、サンアントニオのロード4連戦に挑む。とくに、2.5ゲーム差をつけるサンアントニオとの対決は、リーグ首位を争う上で重要な試合となる。