Blake Griffin getting better

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スタッツ分析をテーマにしたオリジナルの記事。


82試合214本、66試合192本、80試合202本、80試合176本、51試合70本。これらのデータは、Blake Griffin がルーキーシーズンから今季までに記録したダンク数の推移であり、彼が消極的になったと感じさせる理由のひとつかもしれない。しかし、彼は自筆のコラム記事でそれを否定している。

身体能力に頼ってプレイしていたルーキー時代、シーズン中盤の2月には疲れ果ててしまったのだという。そんなこともあり、Griffin は約3年前から専属トレーナーのもとでジャンプシュートを磨き始めた。その成果は、近年のショットチャートを比べれば明らかだろう。


注目すべきは、ジャンプシュートの上達がその精度だけに留まらないことだ。ミッドレンジでプレイする機会が増えた結果、パスとアシストも増加し、Griffin がチームのつなぎ役として機能するようになった。

昨季の Griffin は1試合平均53.6本のパス、3.9本のアシストを記録。今季は2015年2月10日現在で平均57.2本のパス、5.1本のアシストと、ジャンプシュートの精度向上と比例するかのように増えている。この数字は Tony Parker や Derrick Rose のそれを凌ぐ。とくに J. J. Redick との連携が深まり、パスは1試合平均2.5本から7.3本、そのパスによって生まれたシュートが平均1.1本から2.9本、アシストも平均0.4本から1.4本へと増加した。また、Matt Barnes の同データも約1.5倍増だ。

前回の記事で取り上げたように、ロサンゼルス・クリッパーズのベンチメンバーは貢献度が急落中。それでもクリッパーズがリーグトップのオフェンス効率をさらに向上させているということは、Griffin のプレイスタイル改造がそれに関係していると考えてもよいだろう。



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